会社の同僚の死

当初、こんな記事を書く予定はなかった
それでも、自分の気持ちに整理をつけたかったので、短文で書く

昨日１７時半まで会社で一緒に働いていたのに、
その晩に脳の血管が破裂したのか、詰まったのか、
次の日には出社せず、次の日には永久に会えなくなった。

人は必ず死ぬ

通夜の場で、個人的に好きになれそうにない職業坊主が言った
故人は、最後に教えてくれることがある
人は必ず死ぬということです、と
そして、悲しみとやり場のない怒りをもった俺が、心のなかでつぶやく
お前に言われなくてもわかってるよ、と

生きてるだけでまるもうけ

不快なことも、嫌なことも、悩みも不安も、
生きているからこそ、そんな感情を抱く
いや、抱くことができるのだ
その贅沢を噛みしめなければならない

人生は続く

残された俺たちの人生は続く
Life goes on

不意に、もう十数年前も前に聴いた話を思い出した
探してみたら、YouTubeにあった、あの時はYouTubeなんかなかったのに

人生の長さは、自分で決められない
しかし、その密度はコントロールできる

その言葉を思い出させてくれた、故人に感謝したい

ありがとうございます、そして安らかにお眠りください

なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか